SlackやChatWorkなど非同期コミュニケーションで即レスを求める愚
「仕事中に1度メールをチェックすると、生産性をリカバリするのに25分もかかる」とする衝撃の記事が話題です。
www.businessinsider.jp上記記事に対して「スマホから発せられる通知だけでも生産性の低下を示す論文も」というコメントがNewsPicksにはありました。
とするとメールに限らず、SlackやChatWorkなどのビジネスチャットツールの通知でも本記事が指摘する生産性の低下が起こっている模様。
メール・Slack・ChatWorkなどのテキストメッセージは本来、非同期コミュニケーション。非同期コミュニケーションに即レスを求めるから変なことになるのでしょう。
チームや会社の生産性を落としてまで即レスを強要するのは会社が存在する目的から考えると本末転倒です。
とするとどうすればいいのか? こういう使い分けはどうでしょう。
- 【1】即レスが必要→直接の声がけ・電話など同期コミュニケーション
- 【2】即レス不要→Slack・ChatWork・メールなどの非同期コミュニケーション
もちろん直接の声がけでも、生産性の低下は起きるかもしれません。ただ、
- 返信メッセージを作成する手間が省ける
- 集中が必要なタスク中ゆえに対応が無理な場合は声がけ主にその旨伝えられる
- 非同期コミュニケーションで即レスを強要されるプレッシャーからも解放
という3点の理由で、メールやビジネスチャットツールで即レスするよりも生産性の低下は防げると思います。
状況に応じて【1】【2】のようにコミュニケーション手段を使い分ける。すると、生産性もコミュニケーションの質も高めた状態で仕事に打ち込めるはずです。