ブログ!七転び八起き

出版編集者→ITスタートアップ起業→事業開発コンサルをやっている太田祥平のブログです。

史上二組目!?北朝鮮新婚旅行記その2


▲ドドーンと広がるのは金日成広場。社会主義国にはやはりでっかい広場は付きもの。ここでは、軍事パレードが行われたりもします。日本で報道される北朝鮮資料映像でもおなじみの場所ですね。右側の緑色の瓦屋根を備えた建物は人民大学習堂。文字通り図書館兼学習施設。ただ、パレードが広場で行われる際は金正日や軍幹部がここに立つらしいですよ。


▲報道映像ではわからない金日成広場の豆知識がこれ。行進をする際に用いられる目印です。この白点に人が立つそうです。なるほどねー。


金日成広場からチュチェ思想塔を見ていたら子供たちの行列が。夏休みだけどみんなでどこへ行くんでしょうかね??


平壌地下鉄の復興駅にやってきました。平壌市内観光で必ず入ってくるのが地下鉄見学。社会主義リアリズム壁画が要注目です。ちなみに、社会主義アートは後日まとめてブログにアップしますね。


▲駅のホームではこのように新聞が読めます。でも、駅構内は照明が暗かったので読みづらそうな…。節電で照明が減らされてる東京メトロどころじゃないレベルの暗さでしたから。この暗さ、電力不足による節電かと思いきや照明の数がそもそも少ないみたいでした。


▲地下鉄を出て専用車で移動開始。すると、歩道橋を発見しました〜! 歩道橋は欧米では一般的ではなく日本独特のものかと思いきや平壌にもあるんですね。

平壌市内はこの他、立体交差なども散見されたり高層ビルや塔があちこちにあるように都市計画段階では3次元的な都市を目指していたのかなーと。ただ「その1」で書いたように、社会資本建設後の維持管理で難儀していると思われる北朝鮮の姿もあるのですが…。


▲3次元的かつ社会主義的な建造物であるチュチェ思想塔に到着!高さ170m。その150mに位置する展望台に登るには日本円で1000円の料金を払います。日本円が通用するのはいいけど高いですよねー。


チュチェ思想塔のエレベーターに乗ると回数表示に謎のカタカナを発見!? 実はこれ、ハングルの頭文字みたいなものでカタカナでは無いとガイドさんより解説。なるほどねー。

このエレベーター、すごいのがスピードとその気密性です。普通、高層ビルのエレベーターは耳が「ツン」となりますよね。それがまるでない。しかも150mの位置まであっという間。東京都庁展望室のエレベーターより早かったような…。


チュチェ思想塔展望台からの平壌市内全景です。露天&風が強い日だったのでなかなかスリリングでした。

(「その3」に続く)