ブログ!七転び八起き

出版編集者→ITスタートアップ起業→事業開発コンサルをやっている太田祥平のブログです。

ひとり親家庭の子ども向けに夏休みプログラミング教室を行います

一般財団法人 東京都ひとり親家庭福祉協議会のWebページにて「夏休みプログラミング教室」の開催告知を本日 2020年7月6日より開始しました。

告知ページは↓ 

www.tobokyou.net
今回の夏休みプログラミング教室。3行にまとめると

…というものです。

なぜやるの?

格差はなくなったと見える日本社会。ですが、実際にはそうではありません。

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ひとり親家庭の子ども数と世帯数

母子家庭数は年々増加。58.7万世帯(2001年)→76.7万世帯(2017年)となっています。そして、

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増加し続ける母子家庭の平均世帯年収は197万円。ひとり親家庭の子ども達の2016年の大学進学率は23.9%。全世帯平均の52.1%を30%近く下回っています

 

わたし自身が母子家庭出身。これら数字の背後にある「ひとり親家庭の子ども達が直面する困難や不安」を放置できない、と思ったのが理由。

 

そうして「大学進学以外の道=ITエンジニアを目指して学び、ITエンジニアとして働く道」を子ども達に示していきたいと思うようになりました。

なぜプログラミング教室なの?

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プログラミング教育にフォーカスする背景

端的にいうと上記3点が理由です。大学進学とは別の道として

  1. プログラミングを学ぶ喜び
  2. 働き始めたあとの明るい未来

「この2つを、ひとり親家庭の子ども達に届けられるのでは」と考えたのが背景です。

もっとリアルに背中を押したのは…

上記のような定量的なデータだけでなく、もっとリアルに私の背中を押した理由が実はあります。

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チャリティーサンタに参加して初めてサンタになった時の私
  • ボランティアとして関わるチャリティーサンタで訪問したひとり親家庭の子どもが
  • 「九九頑張る!」とサンタ(=私)と約束した10年後にぶち当たるかも知れない
  • 「教育格差(進学格差)」問題を放置できない

…というもの。

 

サンタとして訪問した際にわたしが励ましてあげた子ども達。

 

彼や彼女が、約10年後に進学の壁にぶち当たって絶望しそうになった時に「学ぶ楽しさ」と「明るい未来」を用意しておきたいという思いです。

 

今回の期間限定の夏休みプログラミング教室はその第1歩。

 

第1歩をうまく踏み出して、プログラミング教室を通年開催→ひとりでも多くの子ども達に学ぶ楽しさを届けていきたいと願っています。

お願い

今日の告知開始に至るまでも「文字どおり想定外の連続」&「(急性心膜炎での今年1月の入院以来)わたしも体調がすぐれない」ということで七転八倒続きでした。

 

来月8月の教室開催までもいろいろ想定外があるかもしれません。無い方がいいけど😨 そこで、

  1. 「あれ。プログラミング教室はどうなった?」と思ったら私にツッコミをw
  2. ひとり親家庭のお知り合いがいる」方はぜひ↓のリンク先の告知ページをシェアしていただければうれしいです🙏

www.tobokyou.net

よろしくお願いします(^^)