アパレルECの大問題をテクノロジー以外で解決する動き
アパレルECが抱える深刻な問題。それは「サイズ違いでの返品」。
この課題を解決するアプローチとしては、2017年11月に送料200円のみでZOZOが配布を始めた伸縮センサー内蔵の採寸ボディースーツ ZOZOSUIT があります。
ZOZOSUIT でユーザーが事前にボディサイズを採寸
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採寸データをZOZOに共有
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採寸データを元に適切なサイズ(S・M・L)のみを購入画面で表示
or
採寸データを元にセミオーダーで服を製作
ZOZOによる上記テクノロジーでのアプローチとは異なる手法で「サイズ違いでの返品」を解決する取り組みが登場しました。以下の、テレビ朝日の報道をご覧ください。
news.tv-asahi.co.jp「え、店舗っぽいところに結局出向くの?」ということでECの利点を損ねているように一瞬思いがち。
ですが、そうではありません。
- 【アパレルECの売り手】「自分が身につけたときのイメージがわからない」「質感がわからない」といった理由で取り逃していた顧客確保
- 【アパレルECの買い手】上記の課題解決に加えて「自宅に見知らぬ配達員が来るのはイヤ」という女性特有の不安も解決
ZOZOSUIT関連記事におけるNewsPicksのコメント欄で指摘があったように「サイズがぴったりかどうか」というのは女性にとって実はコアな課題ではなさそう。
したがって、ZOZOSUITよりもヤマト運輸の取り組みが本命になるかも知れません。ヤマト運輸のこの試みが、アパレルECに対して女性が抱く不安を解消できるとすると大きいトレンドになる!?
(※サイズが気になるオッサンなのでZOZOSUITを私は注文済みですが)