無人店舗が渋谷にオープン!! なんと◯◯店!? 意外&期待大
2016年12月に登場したAmazonの無人コンビニAmazon Go。それ以降、中国での無人コンビニが紹介されるなど海外で盛り上がりをみせていたのが無人店舗です。
そしてついに、日本にも無人店舗の波がやってきました。
なんと、渋谷にオープンする無人店舗はアパレルだった
2018年2月9日に渋谷にオープンするホテル コエ トウキョウ。そのホテルに出店するアパレルショップが無人店舗形態で営業するそうです。
www.wwdjapan.comただし、
- 21時から23時までの時間限定での
- セルフショッピング
という限定された形ではありますが…。
「なんと! あの建物が?」というくらいこのショップは私の自宅から至近距離にあります。建設の様子を通勤途中でいつも眺めていました。
ご近所ですし、開店したら無人営業時間帯に即行で行ってみようと思います。
実は、店員からの声掛けが私は苦手。いっその事、日中も店員レスになってくれるのが理想なのですけれども…。
求人難の日本では無人店舗テクノロジーが加速
2017年12月、日本における新規求人倍率は2.36倍に達しています(出典:「日経新聞」2017/12/1)。そうした中、このような状況になっています。
人手不足感が解消されない中で「求人難」型(倒産 ※筆者注)が、2017年(1-12月)では前年より2倍増で推移し、今後の動向が注目される。
(出典:東京商工リサーチ 2018.01.05)
外国人労働者の導入は、世論の反発もあり「求人難型倒産」の対応策としては使えない状況。したがって、無人店舗テクノロジーを活用せざるを得ない展開になりそうです。
という展開。無人店舗テクノロジー&オペレーションで日本が世界を牽引する未来です。さてどうなるでしょうか?
SlackやChatWorkなど非同期コミュニケーションで即レスを求める愚
「仕事中に1度メールをチェックすると、生産性をリカバリするのに25分もかかる」とする衝撃の記事が話題です。
www.businessinsider.jp上記記事に対して「スマホから発せられる通知だけでも生産性の低下を示す論文も」というコメントがNewsPicksにはありました。
とするとメールに限らず、SlackやChatWorkなどのビジネスチャットツールの通知でも本記事が指摘する生産性の低下が起こっている模様。
メール・Slack・ChatWorkなどのテキストメッセージは本来、非同期コミュニケーション。非同期コミュニケーションに即レスを求めるから変なことになるのでしょう。
チームや会社の生産性を落としてまで即レスを強要するのは会社が存在する目的から考えると本末転倒です。
とするとどうすればいいのか? こういう使い分けはどうでしょう。
- 【1】即レスが必要→直接の声がけ・電話など同期コミュニケーション
- 【2】即レス不要→Slack・ChatWork・メールなどの非同期コミュニケーション
もちろん直接の声がけでも、生産性の低下は起きるかもしれません。ただ、
- 返信メッセージを作成する手間が省ける
- 集中が必要なタスク中ゆえに対応が無理な場合は声がけ主にその旨伝えられる
- 非同期コミュニケーションで即レスを強要されるプレッシャーからも解放
という3点の理由で、メールやビジネスチャットツールで即レスするよりも生産性の低下は防げると思います。
状況に応じて【1】【2】のようにコミュニケーション手段を使い分ける。すると、生産性もコミュニケーションの質も高めた状態で仕事に打ち込めるはずです。
ポスト投函から見える気持ちのいいUX
こちらの記事。NewsPicksで1100Pick以上とバズってました。
note.mu「20代女子はポスト投函好き」とする記事です。2つの配送方法のどちらが好まれるかというもの。
【A】しっかりした箱に入れられ、手渡しの宅配便で送られる
【B】封筒に入れられ、ポスト投函のメール便で送られる
20代女子は【B】を好むとしています。女子としては、
- 荷物を受け取るためだけに化粧をするのが面倒
- 見知らぬ配達員にドアを開けたくない。怖い
という理由もありますよね。
ですが、化粧をする必要がない&見知らぬ配達員が怖くないオッサンの私も圧倒的にBがいいです。
なぜなら、ダンボール箱詰めで商品を送りつけられる面倒がECを使ううちに重圧となるから。
たとえばある日、私の自宅に送られてきたダンボールの数々を御覧ください。
写真に写っているだけでも9箱。この日更に3箱届いたので合計12箱です。これらの箱を潰し続けて紐で縛っているうちに「これはなんの罰ゲームだろう…」という気分に。
他方、こちらをご覧ください。
このように、UNIQLOオンラインストアから「OPP袋」で発送されていたことを知った時とても感動しました。
これらがショートカットされるとUX(ユーザー体験)は大幅に向上します。
だって、ユーザーが望むのは商品から得られる体験です。ダンボール箱と格闘する体験など誰も望んではいないのですから。
UXを向上させたいと考えるEC界隈の皆さま。話はカンタンです。「壊れ物でない小物を封筒でのポスト投函扱いにするだけ!」これで貴社サービスのUXは劇的に向上します。
優れたUXとは、ユーザーが望む体験をユーザーが迷わず&面倒なく享受できるようにお膳立てしてあげること。
それを痛感させるのがECにおけるダンボール問題なのです。