ブログ!七転び八起き

出版編集者→ITスタートアップ起業→事業開発コンサルをやっている太田祥平のブログです。

【情弱は損】イオンモバイル契約iPhone7へ乗り換え。2年間で10万円以上お得!

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docomoソフトバンクauiPhoneをお使いの皆さ〜ん! 今スグ、MVNO仮想移動体通信事業者。通信回線を間借りして安価なサービスを提供する通信事業者)へ乗り換えましょう。毎月8000円やら10,000円をdocomoソフトバンクauに払っている場合ではありません。

 

最新型のiPhoneに毎年機種変更しながら2年間で10万円トクする可能性があるのですから。

イオンモバイルで1年毎に最新iPhoneに変えながら使うのがベスト

まず、結論からご説明します。

【結論】

  1. ヤフオクで最新型のSIMフリーiPhoneを落札してiPhoneを入手する。落札代金は約73,000〜87,000円(※1)
  2. イオンモバイルの4GBプランウェブかイオン店頭で契約してiPhoneを使う。月額1,706円(税込み)
  3. 1年後、ヤフオクiPhoneを売却する。売却額は、55,000〜60,000円(※2)
  4. 入手時の金額(1)と1年後の売却額(3)の差額は13,000円〜32,000円。これが1年間の実質iPhone端末代金。1カ月換算iPhone端末代金は1,083〜2,666円
  5. 再び1へ戻る。今度はイオンモバイルの契約はそのまま。新しく入手したiPhoneにそれまで使っていたイオンモバイルのSIMカードを入れるだけ

 ↓
す・る・と
 ↓
スマホの月次ランニングコスト(2.と4.の合計額)を2,789〜4,372円に抑えられる

【補足】

「最新型iPhoneの入手から1年後に、そのiPhoneヤフオクで売却」というスキームを毎年繰り返すことで、最新iPhoneへの機種変更を毎年行えます。なぜなら、SIMフリーiPhoneに2年縛りなどありませんから。新型iPhoneを常に使えるのは気持ちいいですよね。

 

しかも、通勤途中にiPhoneで動画を長時間見なければ十分な4GBのデータ通信量を毎月確保できます。

 

にもかかわらず、1カ月あたりのコストは2,000円台後半〜4,000円台前半に抑えられるのです。

 

2年縛りで古いiPhoneを使いながら、毎月8,000〜10,000円以上をdocomoソフトバンクauに支払っている皆さん。あなたの現状と比べるとどちらがベターか一目瞭然ですよね?

 

※1:2016年9月に発売されたiPhone7の、2016年11月〜12月おけるヤフオク落札価格より(筆者調べ)。
※2:2015年9月に発売されたiPhone6sの、2016年11月〜12月におけるヤフオク落札価格より(筆者調べ)。


ワイモバイルから乗り換えをしようと思った理由

冒頭に記したとおり、イオンモバイル契約でのiPhone7へとわたしはこの度乗り換えました。それまでは、ワイモバイルでNexus5を使っていたのです。

 

思い起こせば2年前の2014年12月。au契約のiPhone5からワイモバイルへ乗り換えることで…

  • au:毎月8,000円前後の支払い

 ↓

  • ワイモバイル:毎月1,500円前後の支払いへ減額成功!

スマホ関連の支払いを劇的に削減しました。「auに8,000円近く支払っていた苦役から解放されたよ、ハッピー!」と喜んでいた当時のブログ記事はこちらです^^;

sho.hateblo.jp

ところが! ワイモバイルのこの料金は月次のパケット量が1GB/月なのです。

 

その後、某スタートアップにジョイン。すると、通勤途中にスマホを操作するように。そうして、月間のパケット量が1GBを超えることが多くなったのです。泣く泣く、3GBプランや7GBプランへと料金プランを変更することにしました。

 

すると、2,500円前後(ワイモバイル「スマホプランM」に月月割適用。月間データ通信量は3GB)〜4,800円前後(同「スマホプランL」に月月割適用。データ通信量は7GB)となってしまったのです(T_T)。以下のような状態です。

 

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au契約iPhone時代ほどではないにしろ、微妙に支払いが増えちゃいました。しかも2年縛りのNexus5でです。なんじゃこりゃ~!!

 

そこで、ワイモバイルでの私の2年縛りが解ける2017年1月に向けて、MVNO各社の料金プランと回線速度の評判2つを調べました。スマホ代を抑えられるというMVNOに一縷の望みを託したわけです。

イオンモバイルかDMM mobileがよさそう、MVNOを比べると!

今や、あまたあるMVNO。自分のパケット使用量が1GB後半〜3GB後半と振り幅が大きいため3〜5GBのプランでリストアップして比較検討しました。その結果、最後に残ったのがこちら2社。

この2社の料金プランをまず比べてみます。

イオンモバイルとDMM mobileの料金プランを比較

イオンモバイル
  • 音声4GBプラン:1,580円(税別)。税込みで1,706円

(イオンモバイル「料金プラン」より)

DMM mobile
  • 通話SIMプラン3GB :1,500円(税別)。税込みで1,620円
  • 通話SIMプラン5GB:1,910円(税別)。税込みで2,063円

(DMM mobile「DMM mobile プラン・月額料金」より) 

 

イオンモバイルは「音声4GB」、DMM mobileは「通話SIM」と銘打っています。でもこれらの料金プランでも当然、ネットの利用は可能です。パソコンやゲーム機などをスマホ経由でネットにつなげられるテザリングだってOK(※Androidで回線契約をするとテザリングできない機種あり。本記事はiPhoneに限定しての場合です)。

 

でも、これら両MVNOの料金プランを見てわたしは悩みました。というのも私の月次パケット使用量が3GB台後半だからです^^;

 

DMM mobileの3GBと5GBは「帯に短したすきに長し」状態(T_T)。そこで私の場合はイオンモバイルが乗り換え先の第1候補となりました。

イオンモバイルのデータ通信速度

2016年2月にイオン自らがMVNO事業を始めた際にはイオンモバイルの通信速度が遅いことで悪評があったそうです。そんな状態のままだと乗り換えを躊躇しますよね。そこでいろいろと調べてみました。

 

下記の記事によると、2016年2月のネガティブ評価の余韻が残るレビュー。2016年3月8日の情報ですから当然かも。

okaymac.com

 

他方、こちらの記事をみると月を経るごとにイオンモバイルが増速していることが分かります。3.99M(2016年3月)⇒19.02M(2016年8月)という具合。イオンモバイルの通信速度が改善しつつあることがうかがえました。

xn--sim-vy2fv59ccz3czvb.com

 

なお、MVNOの通信速度を毎週計測&公開している「MVNOの通信速度を一斉調査!格安SIM速度ランキング - モバレコ」にてイオンモバイルにおける通信速度の最新状況を確認するのが良いかと思います。

iPhone7を入手するならヤフオクなどネットオークションで!

回線は、イオンモバイルを選ぶことを決断! 次に、iPhone7の手配をどうするかです。 

iPhone7を少しでも安く入手したいゆえにネットオークション一択

iPhoneの新機種が出るたびに新型iPhoneにする前提のわたくし。そこで、入手も売却もネットオークションとすることにしました。

 

なぜなら、ストレージ容量128GBなSIMフリーiPhone7の新品だと税込み90,000円以上します。他方ネットオークションの代表格であるヤフオクだと、新型iPhone発売直後の毎年9月〜10月こそ入手難でプレミア価格となります。でも、新型iPhoneの発売から2カ月以上を経た11月〜12月ならば約73,000〜87,000円(税込み)でヤフオクで入手可能なのです。これは嬉しい!

docomo版とソフトバンクiPhoneの落札は避けたい 

ただここで注意すべきは、docomoソフトバンク版の新型iPhoneヤフオクに出品されているパターン。MVNOで契約するならdocomo版やソフトバンク版のiPhoneは避けたほうがいいです(auiPhoneは通信規格が異なるためイオンモバイルでは最初からNG)。

 

そもそもソフトバンクiPhoneは、購入から181日目以降に可能となるSIMロック解除をしないとイオンモバイルでは使えません(毎年9月下旬に新機種が発売されるiPhoneですから翌年の3月末まで最短でも待つことになります)。

 

では、SIMロック解除不要でイオンモバイルにて使えるdocomoiPhone(イオンモバイルはdocomo回線を利用しているため)はどうでしょう? やはり要注意です。なぜなら、アップルストアで購入されたSIMフリー端末と比べると1年後に売却する際の平均落札価格がSIMフリーiPhoneとくらべて1万円以上下回るから。

 

その理由は、docomoiPhoneだと分割払いの残債を警戒されるため。

 

ヤフオクで出品されるiPhoneでは多くが商品詳細欄にIMEI(国際移動体装置識別番号=携帯電話を識別する世界共通の番号)が記載されています。また、IMEIが記載されていない場合でも「IMEIを教えてください〜」との質問が出品者にはたいてい寄せられます。これは分割払いの残債未払いが発生してiPhoneが利用停止になるのを警戒されているからです。

 

実は、IMEIを用いてスマホの回線利用制限の有無が確認できます。

 

docomoのIMEI検索

http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php

 

ヤフオクに出品されているdocomoiPhoneのIMEIを上記のページで入力して検索すると「△」表示が付くことが多数です。なぜなら、多くのiPhoneが2年間の分割払いで購入⇒分割払いが出品時も続いているから。

 

もし、iPhoneを分割払いで購入していた前所有者が料金を滞納するとその「△」は「×」に変化します。すると、ヤフオクで落札したiPhoneがある日突然使えなくなることに。これは怖い。怖すぎる!

 

したがって入手すべきiPhoneは…

…となるわけです。繰り返しになりますが理由は次の2つ。

  1. 1年後に高値で売却できる
  2. 前所有者の料金滞納でiPhoneが突然使えなくなるリスクを避けられる 

こうしてわたしは、ヤフオクで落札したSIMフリーiPhone7をイオンモバイルで使うことにしました。

iPhone7をイオンモバイルで使う場合のリスク

ヤフオク入手iPhone7をイオンモバイル契約で利用する場合にも3つのリスクがあります。

  1. イオンモバイルの通話料は30秒20円
  2. イオンモバイルの通信速度が改善されたとはいえ、平日12時台と18時台はやや難
  3. iPhoneを使用している1年間のうち、落下や盗難でiPhoneヤフオクでの売却ができなくなるリスク

1を踏まえると「通話を沢山する人」、2を考慮すると「会社のお昼休み時間帯にiPhoneをいじりまくる人」は2017年1月時点ではイオンモバイルは避けるべきでしょう。

 

前者の「通話を沢山する人」というのは、1カ月間で130分以上通話する人のこと。最後のまとめで触れますが、2年間で「125,064円」おトクになるイオンモバイル。そのおトク分から計算した結果です。

 

125,064円(3大キャリア縛り期間2年間イオンモバイルにした場合のおトク額)

÷40円(イオンモバイル1分間通話料)

= 3,126分(お得額範囲内での通話可能分数)

 

3,126分÷24カ月(3大キャリア縛り期間2年分)=130分(1カ月あたりの通話分数)

 

このように月間130分以上通話する場合のみイオンモバイルは避けるべきということになります。

iPhone7をイオンモバイルで使う場合のリスクとの向き合い方

先にご紹介したリスクにも対処方法はあります。

 

リスク1つめの「イオンモバイルの通話料は30秒20円」の対策として楽天コミュニケーションズのIP-Phone SMARTをiPhone7での通話にわたしは使っています。通話はそもそもあまりしないのですが(笑)。

 

リスク3つめの「落下や盗難でiPhoneヤフオクでの売却ができなくなるリスク」のうち、落下による破損はiPhoneケースと液晶保護フィルムで対策しています。iPhoneケースもヤフオクで1年後に売却しやすいものを使用してコストを抑えるのがポイント。このiPhoneケースについては別記事で触れたいと思います。

円高によって1年間使用したiPhoneの売却額が下がるリスク

これら3つのリスクのほかにも次のリスクをあげる方もいらっしゃるかも知れません。

 

1年間使ったiPhoneヤフオクで売却する際、円高が進んでいると売却価格が低迷する…というリスクです。円高になるとAppleが設定する日本国内での新型iPhone価格も安くなるため、それに引きづられてiPhoneの売却額も下がる⇒予想よりオトク度が低くなるのでは? というもの。

 

ただ、Appleが設定するiPhone価格が下がれば、1年後に乗り換える新型iPhoneの落札価格も同じく下がります。1年間使ったiPhoneの売却額も、機種変更用に入手する新型iPhoneの落札額も同じく下がるので相殺できるのではないでしょうか。

まとめ

毎月のパケット使用量のパターンを踏まえてイオンモバイルをわたしは選びました。もちろん、皆さんのパケット使用量によってはDMM mobileがぴったりという方もいらっしゃるでしょう。

 

でも、イオンモバイルかDMM mobileかはともかくdocomoソフトバンクauといった3大キャリアでiPhoneを使うと2年間で大変な損をしている状況は正視すべきです。

 

iPhone端末代金を踏まえた月平均支払い額が2,789円(イオンモバイルでのSIMフリーiPhone)ではなく、8,000円(3大キャリアでの端末代金を分割払いしているiPhone)だと…

  • 毎月、4,371円の損
  • 1年間での損は、62,532円
  • 2年縛りで拘束されている期間の損害合計は、125,064円

3大キャリアにてiPhoneを2年間惰性で使っている間に10万円以上も損します。さらに恐ろしいのは、docomoソフトバンクau1万円以上を毎月払っている人だと2年間の損害額は15万〜20万に達することも

 

15万円や20万円も損しているなら、9,000円前後の違約金やiPhone分割払い残債を全額払ってでも、MVNOに今スグ乗り換える方がトク

 

10万円を投資で増やすのは当たりハズレがあります。でも、MVNOに乗り換えて手元に残る10万円の当たりハズレは投資ほどは大きくないわけですから(1年後のヤフオクでのiPhone売却価格がどうなるかが当たりハズレ要素)。

 

次回は、オークションで入手したSIMフリーiPhoneMVNOSIMカードで利用する際の注意点を書いてみようと思います。幾つかの罠にハマってしまったわたし。諸設定に3時間ほどかけることになった過ちを皆さんに繰り返してほしくないからです^^;

 

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