【startup】コスプレ著作権ルール化から考えるスタートアップ企業のグレーな施策
コスプレ著作権ルール化へとの記事。
this.kiji.is記事を読んでいろんなことを思い出しました。
コスプレ産業のグレーな一面
わたしが出版編集者だった10年以上前の話です。
コスプレ誌で最大部数を誇る某誌が私の編集部の隣の島でした。既にもうその版元は存在していないのですが。
コスプレまわりの著作権の扱いは当時から微妙。その編集部では、
自分で作った衣装を楽しんでいるコスプレイヤーを取材しました。あくまで取材
ーーという建付けで誌面を構成してました。
ただ、白ホリのスタジオでも撮り下ろしをしていたので「『取材』という建付けも微妙だよなぁ」と感じていた次第。
こうした姿勢はどう考えてもグレーです。真っ黒ではない。でも、真っ白でもないw
今回、クールジャパン戦略大臣とともにコスプレの著作権をルール化するというのはかなり大きな一歩かと思います。
ただ、それをビジネスで実装するにはかなり難度が高い予感も。
…という仕組みかな、と予想。どうなるのでしょうね。
スタートアップ企業のグレーな一面
スタートアップ企業にもグレーな一面はあります。固有名詞を出しては書けませんが
- 競合他社の顧客リストを確保するため競合のwebサイトへクローラーを回したり
- 売上がビハインドしそうな月の月末。ビジネスモデルでは想定していない売上をくっつけたり
前者は、競合他社のサーバーに負荷をかけるという意味だと営業妨害?
後者は、ビジネスモデルに期待して投資をした投資家を裏切る行為。
コスプレの著作権問題と同じく、真っ黒ではないけれど真っ白でもないという感じ。
ただ、IPOを意識するようなスタートアップならば早めにこうしたグレーな面は一掃して真っ白にするのでしょう。上場準備に際して足元をすくわれるようなことは確かにできませんから…。
ということで コスプレ産業もスタートアップも、
積極展開するには早めにグレーな一面は一掃すべきですよね
というお話でした。コスプレ産業はやや打ち手が遅れた印象はありますが、これを機に世界中で積極展開できるといいですね。