ペーパーレスだけにあらず!電子レシートを使う利点は「迷わない買い物体験」だった
買い物の度に受け取るレシート。電子化の動きが始まるようです。
www.nikkei.com店舗では普段買い物をしないEC化率90%派の私。ですが、週1回だけ野菜を買いにMEGAドン・キホーテ渋谷本店へ行きます。ドン・キホーテの事例を元に電子レシートの利点を考えてみました。
【買い物客の利点】今何を買うべきかの確認ができる
ドン・キホーテは、majica なるアプリをいれておくと店舗のレジを通過して数秒〜数十秒でレシート情報がアプリへ同期。majicaはもともとドン・キホーテのポイントアプリ。ですが私はもっぱら電子レシートの確認用として活用しています。
レシートの情報がデータ化されるととても便利です。
- 冷蔵庫にキャベツがあったかどうか思い出せない
- アプリにある過去の電子レシートを確認
- 「先週もキャベツを購入してない」と確認
- キャベツを買おうと判断
という使い方ができるから。アプリで確認できる電子レシートはこういう表示です。
冷蔵庫の中身&特定の食料品を買った日を完全把握できる方は不要でしょう。でも、記憶力が弱いわたしにとっては今や必需品。
電子レシートのおかげで「迷うことなく何を今買うべきかがわかる」のが楽チンなのです。
【店舗側の利点】省力化・商品開発・マーケティングと良いことずくめ
もちろん、電子レシートの利点は、客側だけではありません。店側にも大きな利益をもたらすはず。
閉店精算の省力化
決算帳票としてのレジのジャーナル(ロール)保管は必須。ですが、保管も面倒&大変でした。それが電子レシートなら一挙に閉店精算(締め処理)が出来ます。作業が大いに省力化されますね。
商品開発・仕入れ・マーケティングへの活用
また、顧客情報と紐付いた詳細な販売履歴は商品開発・仕入れなどにも有効活用できます。
先に述べたように、今回報道された電子レシートの規格統一で様々な店舗の買物履歴がスマホに入るならば、ドン・キホーテ以外にも私が行くきっかけになります。その意味で、マーケティング面でのメリットも電子レシートにはあるといえます。
客側・店舗側双方にメリットがある電子レシート。どんどん普及して欲しいですね。