ブログ!七転び八起き

出版編集者→ITスタートアップ起業→事業開発コンサルをやっている太田祥平のブログです。

【百貨店】プロダクトアウトで作られた?VR版伊勢丹は失敗する

縮小が続く百貨店業界。新型コロナ禍でさらに危機的状況です。

市場規模はピーク時の10兆円弱から約6兆円へ縮小

市場規模はピーク時の10兆円弱から約6兆円へ縮小

そんな中こんな記事が!

www.gizmodo.jp

メディアやIT界隈に長らくいる方は3DCGで構成されたインターネット上に存在する仮想世界サービスSecond Lifeを思い出して、

いやぁ、この手の取り組みは難度が高いでしょ


…と感じるかもしれません。ところが、日経の下記記事によるとSecond Lifeが新型コロナ禍をきっかけに再燃とのこと。
 

www.nikkei.com

伊勢丹新宿店がネットで接客という報道を観たとき「ECを好むユーザーのインサイトを無視しているので伊勢丹の取り組みは失敗しそう」と私は感じました。
 

sho.hateblo.jpですが、Second Life再燃というトレンドを踏まえるあるいは筋があるのでしょうか。残念ながらそうは思えません。

  • 百貨店を贔屓にしている年齢層
  • Second Lifeに夢中な層


この2つはやはりズレがあるような気が…。「技術的にこんなことができるからやってみようか」というプロダクトアウトの新規事業は高確率で失敗します。

 

百貨店業界の雄・伊勢丹の取り組みの成否から目が離せません。